英語のあれこれシェアブログ

英語を学んでいる時に役にたつあれこれをシェアするブログ

なんとなく話せるからしっかり話せるまで

フリートークなどで会話をしてみると、すらっと出てこない表現や知らない単語などありますよね。特に、英語で会話するのがまだ苦手という方、割と英語で会話することには慣れてきたという方、お聞きください。

ずっと英語を勉強しているけど結局会話してみると上達していないと感じる、これに関わっているお話です。

 

同じトピックをもう一度話したら、次回はもっと上手に話せますか?

例えば仕事帰りに同僚と飲み会に行き、飲みすぎてしまった。そして二日酔いを感じながら今日のレッスンを受けているとします。

 

この話を一度誰かとレッスンでしたとして、次にまた別の先生と同じネタを話しました。

 

その時に、前の話したことを活かして2回目はもっとよくなっていますか?よくなっていたら、どのくらい良くなっていますか?

 

ここあたりの「曖昧な上達」というか、なんとなく話すのには慣れたけど...で止まってしまっている場合が多いのではと最近感じました。

 

私自身もそうなのですが、自分の中で苦手な分野ってありますよね。単語レベルでも文法でも。それをそのままにしておいて、次回またその単語を使いたい時に、自信がなく結局他の簡単なものを選んだり、そこだけボソッと曖昧に言ってみたり。

 

これって勿体無いですよね!!!!!

 

1回目の会話で二日酔い=hangoverというとわかったとします。さて、これを使って2度目の会話ではきちっと文章を作れるでしょうか?

I'm hungover ? I had hungover? I had a でaがいる?あ、今二日酔いだから現在形かな?

この曖昧な記憶だと結局自信を持って言うことができず、ごにょごにょ会話になってしまいます。

 

一度した会話はもう一度練習♪

もう一度と言わず5回くらいは練習したいところです。納得できるレベルになるまで繰り返し練習しましょう。

何も、同じ内容を5人の人と話す必要はなく、まずはレッスンが終わったらこの内容をまた誰かに話すイメージで一人でスピーチしてみる。録音してみるのもオススメです。

 

ここで曖昧になっているところをしっかりチェックし、調べるなどしてしっかり使いこなせるレベルになるまで理解する。そしてまた何回か言ってみる。さらには応用できるように、内容を少し変えて言ってみる。

 

そこで、満足できるレベルになったら、そのネタは自分のものになったと言っていいでしょう。そんな自分のものにしたネタを一つ一つ増やしていくと、英語を話す自信もつくし、「なんとなくフリートークをしたり文法を学んでるけど、結局満足できるレベルで会話ができない」、というありがちなお悩みにも対応できると思います。

 

20個の何となく話せるトピックより、確実に自信を持って話せるトピックを数個持つ方が、しっかり身についた感覚がありますよね。

 

この復習をするかしないかは一人一人の自由ですが、私の経験上、話しづらいネタはずっと話しづらい。(政治、スポーツ、選挙など(^^;) )なんとなく覚えた単語、フレーズ、文法は結局使えないということを頭の隅に置いておいていただきたいです。

 

なんとなくの理解、危険です。私もこれを肝に銘じます。